2017-02-12 - 2017-11-30 (update) |
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*simplesp
本サイトで紹介するアルゴリズムの動作確認用に作成したC++のライブラリです.主に学習用に可読性を重視した作りを目指しています.
{{small:GitHub:[link:https://github.com/sanko-shoko/simplesp] }}
*利用方法
ヘッダファイルのみで構成したライブラリです.インクルードするだけで関数やクラスを呼び出し可能です.
simplesp/compiletest.cpp (コンパイルのテスト用)
{#
#include "simplesp.h"
using namespace sp;
int main(){
printf("compile test\n");
return 0;
}
#}
上記のコードをコンパイルして実行する場合,例えばgccでは次のようなコマンドを入力します.
{/
$ cd simplesp
$ g++ compiletest.cpp -I ./ -std=c++11
$ ./a.exe
/}
具体的な利用方法は simplesp/sample 内のサンプルコードを参考にしてください.
*プロジェクトの生成①
CMakeを使ってサンプルプログラムを動かすためのプロジェクトを生成できます.
まずは,外部のライブラリを利用しない sample/sp 内のサンプルプログラムについて説明します.
**CMakeのダウンロード
CMakeのオフィシャルサイトからPCの環境にあったファイルをダウンロードしてください.
{{small:CMake:[link:https://cmake.org/] }}
**CMakeの利用例(例:Windows環境)
・実行ファイル「cmake-gui.exe」を起動後,まずは次の2つの項目を編集します.
Where is the source code: (simplesp.hが置いてあるフォルダ)
Where to build the binaries: (simplesp.hが置いてあるフォルダ)/build
・「Configure」ボタンを押して,開発環境を選択します.(例:Visual Studio 14 2015 Win64)
・「Generate」ボタンを押して,エラーが出なければ指定した場所にプロジェクトが生成されます.
生成されたプロジェクトを開いて,サンプルプログラムが動くか確認してみてください.
*プロジェクトの生成② (外部のライブラリを利用するサンプルプログラム)
sample/cv や sample/gl 内にあるサンプルプログラムは,OpenCVやGLFWのライブラリを利用しています
ここでは,これらのサンプルプログラムのプロジェクトを生成する方法を説明します.
**sample/cv
sample/cv 内のサンプルプログラムは,WebカメラやGUIを利用します.
その都合から,OpenCVをインストールしておく必要があります.
インストールを完了させた後,以下の手順に従ってCMakeを操作してください.
・上記「Cmakeの利用例」の手順を済ませます.
・画面上の「SP_USE_OPENCV」という項目にチェックを入れます.
・「Configure」,「Generate」の順にボタンを押して,エラーが出なければプロジェクトが生成されます.
***エラーの対処方法
・{{red,small:By not providing "FindOpenCV.cmake" in CMAKE_MODULE_PATH...}}
OpenCVを利用する上で必要なファイルが見つからない場合,上記のようなエラーが画面に表示されます.
この場合,画面上のOpenCV_DIRという項目を編集して手動でパスを設定する必要があります.
指定するパスは,OpenCVのインストール先で include や OpenCVConfig.cmakeがあるパスです.
**sample/gl
sample/gl 内のサンプルプログラムは,CG描画の機能を利用します.
その都合から,GLFWを使えるように準備する必要があります.
・GLFWのコンパイル済バイナリをダウンロードします.{{small:自前でソースコードからコンパイルしても良いです.}}
下記GLFWのオフィシャルサイトから入手できます.
{{small:[link:http://www.glfw.org/download.html] pre-compiled binaries }}
・上記「Cmakeの利用例」の手順を済ませます.
・画面上の「SP_USE_OPENGL」という項目にチェックを入れます.
・「Configure」,「Generate」の順にボタンを押して,エラーが出なければプロジェクトが生成されます.
***エラーの対処方法
・{{red,small:GLFW not found...}}
GLFWを利用する上で必要なファイルが見つからない場合,上記のようなエラーが画面に表示されます.
この場合,画面上のGLFW_DIRという項目を編集して手動でパスを設定する必要があります.
指定するパスは,GLFWのインストール先で includeとlibのフォルダがあるパスです.
**sample/xx
sample/xx では,それぞれ個別にいくつかの外部のライブラリを利用します.
***librealsense
librealsenseを利用するための手順を説明します.
・simplesp/external内にlibrealsenseを動かすためのファイルを配置します.
①インクルードファイル rs.hpp を含むフォルダlibrealsense
②ライブラリファイルrealsense.lib,realsense.dll
・PCの環境パスにsimplesp/externalを追加します.
プログラムを実行した時に,simplesp/externalにあるrealsense.dllを探せるようにします.
・Cmakeを使ってプロジェクトを生成します.
「SP_XX」という項目にチェックを入れて,「Configure」,「Generate」の順にボタンを押して,エラーが出なければプロジェクトが生成されます.
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