2017-11-25 - 2018-08-05 (update) |
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機械学習用のアノテーションツールを作成しました.ここではその紹介をしたいと思います.
*gtmaker とは
物体の外接矩形と輪郭,それと物体の種類を正解データとして設定できるツールです.できるだけシンプルな操作で,ストレスなく使える設計を目指しています.
{{small:GitHub:[link:https://github.com/sanko-shoko/gtmaker] }}
{{small:実行ファイル (windows, mac):[link:https://github.com/sanko-shoko/gtmaker/releases] }}
{{small:バグの報告や機能の要望などはこちら->[link:info]にご連絡ください.}}
[youtube:a3ub4SHJEEs]
{{small:demo}}
[img:k9st]
{{small:図1 矩形の編集画面}}
[img:jzdq]
{{small:図2 輪郭の編集画面①}}
[img:pmnk]
{{small:図3 輪郭の編集画面②}}
[img:xysq]
{{small:図4 前後関係の編集画面}}
*基本的な使い方
**画像の読み込み
画面左上のメニューバーからfile->open image dirをクリックします.
すると,フォルダ選択のダイアログが出るので,画像群が保存されているフォルダを選択します.
{{small:フィルダ内にあるjpeg,png,bmp形式の画像を読み込みます.}}
**矩形の設定
まずは,画面左側の[edit menu]のrectangleが選択されていることを確認してください.
次に,画像上の適当な位置で左クリックし,押したまま動かすと矩形を設定できます.
**ラベル名の設定
矩形を設定すると矩形左上に小さなメニューバーが出ます.そこから,矩形内の物体に対応した適切なラベル名を選択します.ラベル名のリストは,画面左側の[labels]のリストから編集できます.
**保存
画面左側の[work dir]のsaveボタンを押します.
{{small:デフォルト設定ではカレントディレクトリに保存されます.確認してみてください}}
**読み込み
画像が読み込まれている状態で,画面左側の[work dir]のsaveボタンの「「左にあるフォルダ名」」をクリックします.
すると,フォルダ選択のダイアログが出るので,上記保存したフォルダを選択します.
**画像の拡大・移動
拡大:スペースキーを押しながらマウススクロール
移動:スペースキーを押しながら左クリック+ドラッグ
**輪郭の設定①
画面に1つ以上矩形が設定されていると,左側の[edit menu]にcontourという項目が追加されます.wキーを押すと,contour(輪郭)を編集できるモードになり,画像上を左クリックすると輪郭を表す点群を設定できます.いくつか点を設定した後,最後に始点の位置で左クリックを押すとループを設定できます.
**輪郭の設定②
点の移動:点を左クリック+ドラッグ
点の削除:点の上で右クリック
点の追加:点と点を結ぶ線上で左クリック+ドラッグ
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